楽天Linkは無料通話ができて非常に便利なアプリです。
しかし、この優秀なアプリにも厄介な問題があります。この記事にたどり着いた方であればご存知かもしれませんが
標準アプリと比べて音質が大きく劣ってしまう点です。そこで今回は、Xiaomiデバイス(HyperOS2.0)を使って、この問題の対処法をご紹介します。
準備物
- HyperOS2.0搭載Xiaomiデバイス
- MacroDroid
とりあえず今回は私が所有しているスマホがXiaomiだったためHyperOS2.0での紹介です。ほかでもできるかもですが知りません。
MacroDroidは無料版だと使い物にならなかったはずなので課金しておいてください。
やり方
楽天Linkをインストールして初期設定が済んでいる前提で進めます。
また、デフォルトの電話アプリを楽天Linkに設定している人はXiaomi純正電話アプリやGoogle電話アプリなどのアプリにしておいてください。
バッテリー画面での設定
設定>アプリ>Link>バッテリー
「バックグラウンドアプリを制限する」に設定

データ使用量画面での設定
設定>アプリ>Link>データ使用量
バックグラウンドとWifiのトグルをオフにする

MacroDroidの設定
1. 楽天Linkアプリを開いたときWi-Fiオフ
- トリガー:
- 「アプリ起動」→「楽天Link」
- アクション:
- 「Wi-Fiをオフ」
- 条件:
- 特に指定なし(必要に応じて追加可能)
2. 楽天Linkアプリを閉じたときWi-Fiオン
- トリガー:
- 「アプリ終了」→「楽天Link」
- アクション:
- 「Wi-Fiをオン」
- 条件:
- 特に指定なし
上記の設定が必要な理由
モバイル通信環境下ではバックグラウンド制限がうまく機能しなかったため、Wi-Fi経由での通信自体を遮断する方法を取りました。ただし、Wi-Fi環境下で通話を発信する場合は不便さを感じることもあるため、MacroDroidを使ってモバイルデータ通信に自動で切り替える設定にしています。楽天Linkでの通話は通信料が無料なので、この方法でも特に問題はありません。
なお、どうしてもWi-Fi環境で作業しなければならない場合は、楽天Linkを誤って起動しないようご注意ください。これらの設定や運用方法は、ご自身の使い方や好みに合わせて調整していただければと思います。
まとめ
今回ご紹介した設定を活用することで、楽天Linkアプリ特有の着信問題を回避しつつ、発信は 楽天Linkにて無料利用ができます。今回の設定に加えて、自分の使い方や通信環境に合わせてカスタマイズすれば、さらなる快適さも目指せます。特にWi-Fiやバックグラウンド動作の挙動は環境によって異なるため、自分なりに細かく調整しながら最適化をしてください。
この記事を参考に、ぜひご自身でも工夫して、より理想に近いスマートフォンの通話環境を追求してみてください。きっと満足のいく運用ができるはずです。
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