「何を読むか」より「何を読まないか」ーー情報の取捨選択とその方法

ニュースという名のノイズ。広告の影。

私たちは当たり前のように速報など最新の情報をYahoo!ニュース等のニュースサイトにて無料で手に入れています。

しかし、本当にそれは無料なのでしょうか?

私は、ニュース配信プラットフォームは「無料の情報サービス」であると同時に、「広告を最適化するための仕組み」でもあると考えています。

そして、何気なく入手している情報によって世界中の多種多様な企業が私たちの購買意欲や関心を獲得しようと競い合っています。

今回は、その仕組みについて私なりの考えを書いてみます。

新着ニュースは入口。本領はパーソナライズ記事

Yahoo!ニュースのような大手の「ニュース配信プラットフォーム」は速報性に優れています。

新聞よりも早く掲載できることもあり世間の動向を知りたい利用者にとっては非常に便利なサービスです。

しかし、彼らの本領は一人ひとりに合わせた記事を表示することにあります。

その際によく見かけるのが、次のような文言です。

「あなたの興味・関心を学習して、おすすめの記事を表示します」

これを私なりに意地悪な翻訳をすると

「たくさんの好きそうな記事を用意したから、もっと見て、もっと広告に触れてください」

という意味に聞こえてしまいます。

もちろん、実際には利用者の利便性向上も目的でしょう。しかし、広告収益を前提としてサービスが提供されている以上、長く滞在し回遊してもらうことも、重要な目的の一つであると私は考えています。

この仕組みから距離を置く方法

結論から言います。

  • ublacklistで検索結果からニュース配信プラットフォームを除外する
  • 天気や防災などの情報は専用のアプリを入れる
  • RSSリーダーで必要なサイトだけを厳選して読む
  • ニュースサイトを習慣的に開かない

これだけでニュースをダラダラと見続ける時間が減り、本来やりたかったことに時間を使えるようになります。

私自身、インターネットに触れて十数年になりますが、ここまで行き着くまでにかなりの時間がかかりました。

uBlacklistで消し去る方法

これは非常に簡単です。

FirefoxやChromeなどのブラウザに拡張機能を入れるだけです。

現在そのようなブラウザを利用していれば下記のリンクから対応したモノを入れてください。
(直リンクになっています)

uBlacklist|Chromeウェブストア

uBlacklist|Firefox Add-Ons

設定を開きYahoo!ニュースのドメインを登録してください。

news.yahoo.co.jp

スクリーンショット 2026-06-01 21.10.23.png

これだけで検索結果からニュース配信サイトを非表示にできます。

検索するたびに関連記事へ誘導されることが減るため、不要な情報に触れる機会を大きく減らせます。

主要な情報は専用アプリを利用する

天気や防災などの生活に必要な情報を手に入れたい場合は専用アプリを利用するのが理想的です。

例として私は下記のアプリを利用しています。

この二つのアプリの良いところは必要な情報だけ受け取ることができるところです。

NERV防災は災害情報を素早く配信してくれるうえ、広告表示がありません。
また、無用な記事なども出ないので純粋な防災アプリとして機能してくれます。

ウェザーニュースは広告が出るものの地域のニュースなどは初期設定で非表示にできるので純粋に天気情報を受け取ることができます。

RSSリーダーで必要なサイトの情報以外を遮断

昔から追っている、記事を読むのが楽しいというサイトがある人はRSSリーダーという今でも根強い人気を誇るアプリを利用しましょう。大体のサイトはRSSを配信しているのでYahooニュースなどのプラットフォームで読むより大幅にノイズを減らせます。

Androidユーザーであれば「Read You」をおすすめします。F-Droidからのインストールになりますが、オープンソースでMaterial Youに対応した洗練されたデザインが特徴的なアプリです。

Read You|F-Droid

このアプリの素晴らしさは後日記事にする予定なのでお楽しみに。

ニュースサイトを開かない

結局はこれに尽きます。

どれだけ対策をしても、ニュースサイトを開けば次々と関連記事が表示されます。

最も効果的なのは、そもそも開かないことです。

簡単なことではありません。

しかし、一度仕組みを構築してしまえば意外と難しくないのも事実です。

まとめ

私はニュースサイトを習慣的に開くことをやめたおかげで、浮いた時間をブログ執筆やKindleでの読書に使えるようになりました。

重要な情報は、意識せずとも必要であればどこかから自然と耳に入ってくるものです。

世間の話題に関心を持つこと自体を悪とは言いませんが、それと一緒に入ってくる大量のノイズに対して無防備でいる必要はありません。

情報が溢れかえっている現代だからこそ、改めて「何を読むのか」ではなく「何を読まないか」を決めることも大切なことではないでしょうか。

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